ルータとスイッチングハブの違いを解説

プログラミング知識
スポンサーリンク

ルータとスイッチングハブの違いを理解して使用しているでしょうか?ルータとスイッチングハブの違いについて解説していきます。

OSI参照モデル(前提知識)

まず前提知識としてOSI参照モデルを復習しておきましょう。

OSI参照モデルとは、ネットワークが普及して様々な通信プロトコルが出現してきた時期に、それぞれの役割りを明確化しようと、世界標準で作られたネットワークのモデルです。

一応ネットワークを学ぶ上で基礎として学びますが、実際に開発現場で使うのはL2とL3くらいです。特にL5以上は、現場では聞いたこともないです。。

今回取り上げるルータはレイア3(L3)、スイッチングハブはレイア2(L2)を対象とした通信装置になります。

レイヤ3では一般的にはIPが使われます。レイヤ3にはIPのほかにもPingで使われるICMPや、暗号化に対応したIPSecなどもあります。

レイヤ2では一般的にはMACが使われます。ほかにはPPPやARPがあります。

今回のルータとスイッチングハブではレイヤ3のIPと、レイヤ2のMACが関連しています。

ルータとは

ルータはOSI参照モデルのレイア3のネットワーク接続に使用される装置です。

LANなどのネットワークの終端に置かれて、「2つのLAN」や「LANとインターネット」といったネットワーク同士を接続する機能を持っています。

ネットワーク同士を接続するということは、ネットワークアドレスが異なるネットワークを接続できるという意味です。たとえば、192.168.100.xxx/24のネットワークと、192.168.200.xxx/24のネットワーク同士を接続することができます。

このような機能を実現するために、ルーティングテーブルと呼ばれる経路情報を管理します。ルーティングテーブルでは、どこのIPアドレス宛てのパケットはどこを経由して送る、といった情報が書かれている情報です。

ルータはパケットに付けられたIPアドレスをもとに、自分が接続されているネットワーク内宛てであればそのまま自分のネットワーク内に送信し、別のネットワーク宛てならば、別にルータに送信します。

インターネットのように膨大な量のルータが接続されている場合は、どこ宛てか明確にわからない場合があります。そのときはより適していると思われるルータに送信し、処理を託します。

スイッチングハブとは

スイッチングハブはOSI参照モデルのレイア2のネットワーク接続に使用される装置です。

複数のパソコンなどの装置を接続するときに使います。

通常のハブでは届いたパケットをすべての接続されているパソコンに送信してしまいますが、スイッチングハブでは実際に宛先となるMACアドレスを持つパソコンにだけ送信します。

宛先のMACアドレスのパソコンが接続されているポートにだけ送信するので、別のポートを同時に別の通信にしようすることができます。パケット同士の衝突を防ぐこともできるので、ネットワークのパフォーマンスが高くなります。

スイッチングハブは、ルータのようにIPアドレスのルーティングテーブルは記憶しませんが、自身のポートに接続されているMACアドレスを記憶します。このMACアドレス表に基づいてパケットの振り分けをします。

どんなときに使う?

ここまでの解説にも書かれていますが、ルータとスイッチングハブは次の用途で使用される。

ルータ
  • ネットワーク同士を接続するとき
  • ネットワークアドレスが違うパソコンを接続するとき
スイッチングハブ
  • パソコン同士を接続するとき
  • ネットワークアドレスが同じネットワークを接続するとき

コメント

タイトルとURLをコピーしました